安保法制が通ったら、米軍と自衛隊の一体化は格段に進む。
属国化はもう後戻りが不可能かもしれない。
だがわしのような危機感を持つ者は、この国には少ない。
護憲派サヨクにしろ、厭戦感だけが動機だから、法案通過
の後には、痩せても枯れても憲法9条が守られたから
いいやとしか思うまい。
この国は終わってるなあとつくづく思う。
安保法制(戦争法案)通過後の『ゴーマニズム宣言』は
やはり属国化を受けての一冊目なのだから、なるべく
早く出したい。
そのためには6か月も7か月もかかって分厚い本を
作ってるようでは話にならない。
だが『反TPP論』(幻冬舎)くらいのコンパクトな本でも
チーフ広井に聞くと3か月欲しいと言う。
それなら発売は来年1月だ。
来年にはもう国民は(戦争法案)が成立したことなど、
ケロッと忘れて、アメリカが起こす次の戦争までは意識に
上ることもない状態になっているだろう。
だが実は変貌している「属国・日本」の真実を、国民に
気づかせる必要性は大いにあるのだ。
内容的には文字数が多くて絵解きになるより、気楽な笑い
もある初期『ゴー宣』のような仕上がりで、実は深刻な
内容を伝えられないかと考えている。




















